麻雀 ―― 牌をあつかう所作であるとか、役のなまえの不思議な ひびき とか

チー ポン チー ポン チー ポン ポン

てんぱい てんぱい てんぱい ぱい

りーち いっぱつ つも ぴんふ

さんかんつ !

たんやお !

さんあん といとい いっつう ほんいつ だいさんげん !

やった、だぶるりーち。わぁ、つもっちゃった。すごい !

あなたの腕前をみたいな、あまり期待してないけどね。

1ロン、2ロン、3ロン、4ロン、5ロン、6ロン、7ロン、1000ロン !

だぶとん やくはい ほんろう いーぺい すーあんこう ! (ふぅ!

さんしょくどうこう ちんいつ ちゃんた りゅーいーそう ! (ふぐぅ!

こくしむそうてんぱい ぱい !

ちゅうれんぽうとうてんぱい ぱい !

じゅんちゃん りゃんぺい てんほー しょうさん すーかんつ !(はい!

D


中学生の頃、PC-9801VX21でやったゲームで麻雀をおぼえた。だから、点数計算はできない。そうして 学校のかえりに、なかのよい友達の家に あつまって、うっていた。
友達が3人いる人は 麻雀を やるといい。たのしいから。
ぼくは、いまはもう、人間と麻雀を うちたいとは おもわない。むしろ、かわいい声の コンピューターと 卓を かこみたい。
麻雀というゲーム自体より、牌を あつかう所作であるとか、役の なまえの不思議な ひびきに ひかれる。
それは、どういう ことなのかなあ」と おもう。