あたまのなかに世界をひらくような

読むと、目の前に広がっている世界が閉ざされて、あたまのなかに あたらしい世界が ひらかれていくような、そんな文章/言葉が好きだ。

たとえば、*1

人が死んだときに、またその魂が生き返るっていう話があるんですけど…。わたしは、また、みんながみんな おなじ場所に生き返ってくると思います。だから…。わたしは また わたしに生まれかわってきて、わたしと かかわりのある人と また かかわるんだと思います。そう信じております。

Lotus歌いました - ニコニコ動画

このとおりだとしたら、そう信じるとしたら、ぼくは次に会う人を どのような まなざしで見て、どんなふうに話するだろう。

何度も読み返しながら そんなことを思って 時間をすごすのが好きだ。

1年も前から ぼくはこの言葉を何度も読んでいる。今日も読み返した。それでもまだ、あきない。

音楽のような こんな言葉を集めたい。Tumblrにquoteしながら*2、思った。

*1:引用元はニコニコ動画の「歌ってみた」と「日記」を融合したような動画で、「うp主」の歌と語りからなっている。曲目は平沢進の"Lotus"。曲間で挿入される「うp主」の「ひとこと」を起こしたのが次の文章。「お盆」の季節に撮影したものらしい。

*2:http://miruisi.tumblr.com/