誰もいない部屋の灯り ―― Ambient #1 Music for Airports 1/1 (Brian Eno)
誰もいない部屋に 灯りをつけておくことって、どうだろう。
ぼくにとって Ambient #1 Music for Airports 1/1 (Brian Eno) は、誰もいない部屋であっても流しておく意味があると思える音楽で
朝、ぼくが家を出て誰もいなくなった部屋にも、この曲が流れていたらと思う。
主のいなくなった部屋が、光の粒が浮遊しているような こんなすてきな穏やかな空気をたたえて
そのなかで、生活のための細々とした品物たちが、主の帰りを待っていてくれたらいいと思う。*1
そしてこれは、誰もいなくなって すべてが記憶になった時に流れている音楽だという気がする。
これは、ぼくがうまく眠れないときに聴く音楽のひとつ。(もうひとつは Art of Noise の "Robinson Crusoe")
*1:ぼくの部屋は、そういう状況からはほど遠いのですが。