自転車で100km走ってきた。
2010年7月3日(土曜日)、朝
このところ雨が降るのか降らないのか わからない天気が続いていたため、前の晩にウイスキーを飲んでぼんやりして、遠出するかどうか決断しないまま土曜日の朝を迎えた。
しかし自転車を買って2回目の週末にこれじゃダメだと、意を決する。コンビニで地図をコピー*1して、出発。
この前の続き(荒川サイクリングロードの扇大橋)から、行けるところまで行ってみることにする。
行程
写真は持参していった地図にルート等を書き込んだもの。(アナクロだけど、帰宅してからの こういう作業も楽しかった。)
7:40 出発
ロスト(1回目) 1.5kmくらい進んだところで、素直にミスった多叉路に引き返してやり直し。先が思いやられる。
8:40 荒サイ(扇大橋)着。上流へ。
9:00 新岩渕水門。ロボットに変形しそうな建造物がたくさんありますね。
ロスト(2回目) 秋ヶ瀬橋で左岸に渡らなかったのだと思う。悪路だし、飲み干してボトルは空になるしで、焦燥感がつのる。
10:55 羽根倉橋を浦和方面へ降りていったん荒サイから離れ、コンビニで休憩、トイレ。気を取り直して更に進む。
11:30 荒サイ(上江橋)を離れる。
11:50 喜多院。ここまで52.74km。観光せずにゼリーを食べて出発。ランドマークをゲットしたし、ここで帰途に着くつもりだった。
ロスト(3回目) 道を間違ったのに気付いたけど、「方角はだいたい合ってるような気がした」し、道も良かったので、「そのうち荒川に出るだろう」と思って、進んだ。結果、荒川と並走しており、30kmくらい遠回りになった。補給食なし。滅入る。
13:15 「道の駅」で水補給、トイレ。現在位置を把握。ここで食料を買っておくべきところ、安心したせいか失念して出発。
13:30 荒サイ(御成橋)に復帰。暗くなる前に家に帰れるか。
16:35 荒サイ(扇大橋)を離れる。堤防は押して登った。
16:50 コンビニ休憩。家は近いのだが、へばってインナー・ギアで走ってたし、ここで事故るわけにはいかないので。
17:30 帰宅
所要時間は10時間…。長かった。
サイコンによると、
走行距離 | 132.9km |
走行時間 | 6時間38分 |
平均速度 | 20km/h |
初めて1日の走行距離が100km超えました。うれしい。
メモ
- ロスト3回
- ボトルから飲もうとして何度もむせた。1回は周りに誰もいなかったので、吐いた。
- ロスト中にボトルが空になり、焦った。
- ボトル2個にしよう。
- というか既にPolarのbig bear 24oz.を注文していて、帰宅したら届いていた…。*2
- SOYJOY *3、ゼリー *1 持っていったけど、足りない。
- 往路で持参した補給食をすべて消費して焦った。毒の沼地に放り出された気分。
- サイクリングロードにコンビニはない。降りて探さなきゃ見つからないし、そんな簡単に見つからない。補給食なしでロスト/パンクしたら目も当てられない。
- SOYJOY たくさん持っていこう。
- この10時間の食費は、たぶん2,500円くらい。(持参した補給食+コンビニ+自販機)
- コンビニ休憩で財布を開いたら、なぜか3,000円くらいしか入ってなくて、びっくりした。ちょっとすくない。
- 復路のほうが速い。「元気だけど止まったり迷ったりしている」より、「へたっていても淡々と踏んでいる」ほうがずっと速い。
- 「ハンドルが遠い。この自転車、大きすぎ?」という感じはなくなった。
- 背中が丸くなったかな。背骨のどこを丸めたらよいのか、はっきりしないけど。
- なぜか鼻が出てくる。シャツの袖で拭いた。
- 足の親指付け根あたりが痺れて感覚がなくなるということが何度かあった。
- 脚はともかく、腕の日焼けは やりすぎた。反省。次から長袖にする。
(思い出したら追加)
スポーツと冒険
道中、「失敗するかも?」という不安がなんども頭をよぎった。
スポーツと冒険のちがいって、なんだろ? 「はじめてのおつかい」だって、その子にとっては「冒険」で。ぼくはスポーツがしたいのか、「冒険」がしたいのか。そんなことを、自転車こぎながら考えていた。
サイコンの積算走行距離は299.3km。次は、どこへ行こうかしら。
- 作者: 丹羽隆志,菅原栄
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*1:「丹羽隆志の日本ベストサイクリングコース10 vol.1」の「日本縦断! 東京湾から日本海へ」から
*2:Polar Bottleのサイトの写真だと、24oz.は熊の背中しか見えないけど、20oz.と同じように熊の顔はありましたw